酒と違法薬物は同じ
そんなことはありえないのだ。
アルコール依存症になってしまうと、お酒は確かに恐ろしい薬物へと変化する。
しかし、普通の人間にとっては、そこまで恐怖を感じるような物ではない。
事実、20年以上の大酒飲みであった僕でさえ、機会飲酒者として、時折お酒を楽しむことが出来るのだ。全然ビビる必要はないし、適度に嗜むことが出来る。
今から1年間飲まないことも楽勝で可能である。
お酒を適度に嗜むことは、アルコール依存症には、絶対にできない。
覚醒剤と酒の効き具合を同列に語るのは、違うぞ。
覚醒剤は、たった一度でも使用すると、人間が忘れることのできない快楽が脳に刻まれるらしい。僕もさすがに実験できないので、検証はできないが。
アルコールは、100回飲んでも、そこまでの快楽は得られない。
覚醒剤は、少ない使用回数で、いきなりアルコール依存症になるお酒みたいなものなのだ。
しかも、快楽は半端なく、キメセクをすれば、もうやめられないらしい。
僕は検証できないので、断定はできない。
ヘロインとか覚醒剤とアルコールを同列にすることはできないのだ。
もし、アルコールが覚醒剤ほどの効き目があるのであれば、マッキーもアルコールを飲んでいれば、良い話だし、誰も逮捕されるリスクを犯してまで覚醒剤に手を出さないのである。
世界中で法律で禁止されているのには、それなりに理由があるのだ。
もっとも、アルコール依存症は、一口でもお酒を口にするとスリップして死に至る可能性が高いから、お酒を悪者にしたくて仕方ないというお気持ちは察する。
しかしながら、普通の人間からすると、お酒は過度に恐れる必要はないのである。
習慣的飲酒にならない程度に、時折楽しめば、何も問題ないのである。
いずれにせよ、お酒をヘロインや覚醒剤と同列に語るのは、暴論過ぎるのである。
アルコール依存症らしい独特の発想なのだ。
お酒を悪の枢軸と思い込みたい心情については、十分に理解致しますが、普通の人間からするとそんなことはありませんから。