美味しいお酒と不味い酒
僕は、基本的にワインとシングルモルトのスコッチが好きだった。
日本酒、焼酎、泡盛、ビールと何でも飲むが、やはりワインとスコッチがお気に入りだった。
そんな僕が不味いと思って飲めないお酒。
鏡月、大五郎等の安物の焼酎、ストロングゼロ等が、それだ。
とにかく不味い。
酒は酔うために飲むのだから、ストロングゼロも100年の孤独も、同じだろなんて思う人なんているの?
それって、マジで思っているの?
味覚が狂ってるとしか思えない。
そもそも、じゃあなんで値段が違うの?
それだけの付加価値を認めるから高いお金を出すんじゃないの?
僕は、基本的にかっこつけじゃなくて、超合理主義者なので、かっこをつけてストロングゼロが不味いと思っているわけではなく、真剣に不味いと思っている。
ストロングゼロを飲みながら、食事をして全然楽しくない。
家飲みならそんなにお金がかからないし、1本1500円弱のお気に入りのワインを飲めば、美味しいし、食事も楽しめる。
ビールにしても、発泡酒は不味いし、普通のビール派。
発泡酒は不味いと言っても、ビールに比べるとという意味であって、ストロングゼロのように我慢できないほど不味いことはない。
ストロングゼロと100年の孤独は、同じ焼酎であっても、全く別物だし、缶コーヒーのブラックと自分の好みの豆を買って来てミルで挽いてドリップしたコーヒーが違うのと同じだ。
ドリップコーヒーと缶コーヒーもカフェインを摂取するのが目的だから同じなんてことはありえない。明らかに味が違う。
僕は、コーヒーもこだわりがあって、キリマンジャロの豆を買って来て、自分で手引きで挽いてドリップして飲んでいる。
たまに、ガテマラ、モカあたりを買うこともある。
これも気取っているわけではなく、家で飲めば、良い豆でも安いものだし、何より自分好みの味とか香りがたまらない。
ちなみに高級なブルーマウテンは好みじゃないから買わない。そこに付加価値を認めて、一番自分の好みがブルーマウテンなら迷わずブルーマウテンを買うけどね。