慣れれば良いだけ。
お酒を飲まない生活は、習慣的に飲酒をしていた時には考えられないことであった。
禁酒初期は、苦しくて仕方なかったし、酒が飲みたい渇望に支配されていた。
禁酒生活をして2年が経つ今、酒を飲まない生活が当たり前になり、酒を飲まないことなぞ、何とも思わないのである。
要するに慣れてしまえば、何でもないことなのである。
しかも、たまに飲んだくらいでは、飲まない生活はびくともしないのだ。
飲酒欲求が復活することはないし、何ら苦しむことはなく、飲まない生活に戻ることができるのである。
別に絶対に飲んではいけないと決めてしまう必要はないし、習慣的飲酒に戻らないようにすれば良いだけだ。
たまに飲んだら、たまらなく美味しいし、人生の楽しみの一つとして、大変良いものであると思っているのだ。
何の弊害も発生しないのだから。