僕の場合、酒を飲んでいた時も禁酒に成功してからも、生活や趣味には、ほぼほぼ変化がない。

僕は趣味に人生のベクトルを振り切って生きている。

だから、仕事は、お金を稼ぐために仕方なくする事だから、仕事と書くと思っている。

2億あれば、すぐに仕事はやめて、趣味に生きる。暇潰しに軽い仕事はするかもしれないが。

元々お酒に人生のプライオリティーの全てを置いていなかったし、美味しいから夜には飲むというスタンスだった。

体を動かすのが趣味で、細マッチョだし、食事は栄養バランスに気を使っているので、ずっと健康診断は、パーフェクトソルジャーなのだ。

お酒を飲み倒していたのに、ガンマは20前後を

キープしていた。

だから、アルコール依存症の人とは、感性が全く違うと感じる。

お酒をやめて、成長するとか全く感じたことはない。

自分は、常々、大自然と対峙して自分の限界に挑戦する時に興奮する。

これは、お酒に関係なく、普遍的なテーマである。

植村直己さんやハセツネなんかは、これが究極になって、命を落としている。

僕は気持ちは凄く分かる。レベルは違うけど、僕も常々単独だ。

植村直己さんは、難しい山を登るのが偉いのじゃない、人それぞれに満足する山が本当の登山だと書いている。

もの凄く共感するし、そこにお酒の有無は全く関係がない。

自分のレベルに合わせて、エクストリームに挑戦すれば良いのだ。

全ては自己満足に過ぎない。

アルコール依存症の人は、お酒を愛し過ぎなので、生活の全てを、お酒に関連して考えたいのだろう。

お酒が人生の全てであったから、断酒により、成長を感じたり、ポジティブになったりするのだろうか？

禁酒したからと言っても、特に生活に変わりばえはないし、お金が貯まる以外には何ら変わらない。

お酒をそこまで愛していない僕には理解できない領域だと思うのである。