アルコール依存症になると、酒を飲むのが苦しいことになるらしい。

僕は大量飲酒者であったが、アルコール依存症になる前の予備軍の時点で禁酒に成功したので、酒を飲むのが苦しいという域には達することはなかった。

常にアルコールを持ち歩いて、飲む状態なら、まずお酒が美味しくないであろうことは容易に想像がつく。

苦しいというのは、経験がないので良く分からない。

お酒は、1日を趣味や仕事で過ごして充実した後に飲むからこそ美味しいのであって、一日中飲んでいたら、美味しくないし、そもそも体に悪いからやめておこうと思うものだ。

僕も若い時にお昼に飲むのが状態化した時が、少しだけあったが、その時に夜に飲むお酒が美味しく感じなくなったので、これはヤバイと思って昼酒をやめた経験がある。たまの機会に飲む昼酒はまだ良いが、昼酒が状態化するのは、アルコール依存症への一歩であるのは間違いない。

お酒を美味しい、楽しいと思って飲んでいるかは、非常に大切なことだと思う。

僕は飲み始める時間を18:00からにしようと思っていたのが、だんだんと早くなってきて、我慢できなくなって来たことと飲酒量の増加に恐怖心を抱いて、リセットしようと思って禁酒を始めたのだ。

お酒以外の健康管理、食事と運動に関しては完璧だったので、大量飲酒にも関わらず、健康診断はパーフェクトだった。お酒を飲まない人でも、健康診断がパーフェクトな人は非常に少ない。

だから、お酒の分解能力が高いのか、2日酔もほとんどなく、朝からモリモリ朝食を食べていたくらいなのだ。

お酒を飲むのが美味しくない、楽しくないと感じ始めたらヤバイので、注意したほうが良い。

ちなみに僕は禁酒歴2年で、年に数回飲む機会飲酒者なのだ。

そして、最近は、友人と登山して温泉に入った後に飲み会をするのがトレンドになっているのだが、その時に飲む生ビールは、何よりも美味しいと思うくらい、至極の美味しさなのだ。

歩き疲れて、温泉で汗を流した後の生ビールなんて、想像しただけでも美味しいと思いませんか？

正直、死ぬほど美味いのだ。

そして、次の日からは何事もなく、お酒を飲まない生活を出来るので、最高だ。

アルコール依存症になる前に禁酒に成功して本当に良かった。