アル中が、酒を悪と思い込むこと。
僕はアル中の人が、近い将来に酒がなくなるとか、酒を悪の枢軸のように攻撃するのに、多いなる違和感を感じて来た。
僕の中では、そこまで悪いものと思わないからだろう。
アル中の人にとっては、お酒は飲むか飲まないか、0か100かの存在であって、大きな悪影響を受けて断酒以外に選択肢がない状況にあるのが、アル中なのだ。
そんな立場からすると、お酒は絶対的な悪に思えるのだろう。
僕のように、予備軍の段階で禁酒に成功して、機会飲酒が可能な立場からすると、お酒に対する感覚は全く違う。
別に普段は飲みたいと思わないし、機会があって飲んだ時は、美味しく酔っ払って気持ち良いし、そんなに悪いものでもないやろうという感想だ。一杯を恐れるとか、スリップするとか、何それという感じなので。
おそらく、普通の人は、そんな感覚なんじゃないだろうか?
ちなみに、ハロウィンとか海で飲酒禁止なのは、酔っ払ったたちの悪い若者が暴れるからだ。
酒を飲む若者も多いから。
酒が悪いと言うよりも、近所迷惑になるから、公園で花火を禁止しているのに近い感覚だ。
海とかハロウィンは、お祭り騒ぎでお酒を飲んで暴れたいタチの悪い奴が来るから規制しているに過ぎない。
飲食店での飲酒が禁止されない限りは、全く何の影響もない。
飲食店での完全飲酒禁止は、僕が死ぬまでに実現しないだろう。