僕は、年に数回お酒を飲むが、基本的にはお酒を飲まない生活を2年以上続けている。

よくよく自分が禁酒に成功したことを考えると、よくやめられたなあと思う。

あれだけ大量飲酒を毎日のようにしていたのが、なんだか遠い昔のことのように感じる。

飲酒欲求がなくなって、１年くらい禁酒が継続すると、それからは一気に月日が過ぎて行く。

もうお酒を飲まないのが当たり前で、お酒を飲むのが特別なことというのがデフォになった。

僕の場合は、お酒を飲んでやらかしたわけでもなく、病気になったわけでもなく、ガンマも25と正常値で、アル中になったわけでもないのに、自ら禁酒を思い立って一発で成功した。

飲酒量の増加と量に恐怖を感じて禁酒を試みたのだ。

おそらく、僕のような段階で禁酒をする人はあまりいないと思うが、アル中になる前に禁酒することは非常に重要だと思う。

僕は健康管理をきっちりするので、ガンマが正常値を超えているのに放置して飲み続けるということは、ちょっと考えられない。

ましてや、手が震えるなんて症状が出れば、怖ろし過ぎて、速攻で酒をやめるだろう。

アル中の人は、どうして、恐怖を感じないのか不思議で仕方がない。

アル中になると酒をやめて良かった！じゃないのだ。

酒をやめなければ死ぬし、酒をやめざるを得なかったというのが事実だ。

生きて行くためには、断酒以外に選択肢はないのだ。